ランボルギーニ社設立30周年記念、ディアブロSEの1号車がオークションに出品中!
ディアブロSEの1号車がオークション出品中!
ディアブロSEは当時150台の限定販売とされ、それぞれの車両には写真のようなシリアル番号が記載されたプレートが装着されました。
SEではスタンダードモデルから走行性能を向上させるため、軽量化やエンジン出力アップを中心としたカスタマイズが行われています。
気になるスペックやカスタム仕様について
車重はスタンダードモデルの1,576 kgから1,451 kgへとおよそ120kgも軽量化されています。
その為に、エアコンやカーオーディオなどの快適装備を省いた他、シートもカーボンファイバー製の軽いものへと変更されています。
また、V型12気筒5.7リッターエンジンの出力は492馬力から530馬力へと向上しています。
エクステリアについても大型化されたスポイラーやフロントブレーキダクトの装備、リアバンパーに移設されたバックフォグやマグネシウム製のホイールなどに違いを確認することが出来ます。
更に今回の個体はオプションのアルカンターラのセンターパッドを持つステアリングの装着や“イオタ”スペックの400km/hスケールのメーター、ショートシフトキットの装備や、イエローにペイントされたブレーキキャリパーなど、最初のオーナーのリクエストによるカスタマイズも行われています。
150台が販売されたディアブロSEですが、このうち15台は”イオタ”スペックへとコンバージョンされています。また、販売後の車両に向けたイオタキットも28セットが販売されました。
このイオタスペックでは、吸気効率を向上させるためのインテークダクトを装備したエンジンリッドの採用やサーキット専用エキゾーストなどの装備などによってエンジン出力も603馬力までアップしています。
エンジンリッドのデザインについてはその後、ディアブロSVの開発に活かされました。
走行距離22,000マイル(約35,400km)のこのモデル、オークションではどのような値がつけられるのか、注目が集まっています。
ディアブロSEの1号車 走行動画
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