スズキ「ハスラー」VS ダイハツ「キャスト」買うならどっち?軽人気モデルを徹底比較

 
軽ワゴンの不動の地位を築きあげたスズキ「ハスラー」、その後を追い打倒ハスラーのもと開発されたダイハツ「キャスト」。ライバル車でありつつ、どちらも軽自動車の人気モデルであるスズキのキャストとダイハツのハスラーを使い勝手やスペック、価格などから徹底比較します。

モデル紹介

スズキ「ハスラー」とは?

スズキ・ハスラー

画像出典:

かつてスズキには「Kei」という車があり、復活して欲しいという多くの声を受けて開発されたのがこの「ハスラー」です。正直、「Kei」の面影はありませんが、登場するやいなや爆発的なヒットを誇るようになりました。
すでに発売から約4年を経過しているにも関わらず、販売台数は衰えていない程の人気ぶりで、昨年だけでも85000台以上の大ヒットを記録しています。

ダイハツ「キャスト」とは?

ダイハツ・キャスト

画像出典:

一方、軽自動車ナンバーワンの座を奪われてなるものかと、ライバル心を燃やして誕生したのがこの「キャスト」です。「ミラジーノ」の後継モデルのような気もしますが、そうではないようです。後発だけに負けてはいられないはずですが、思惑通りにはいかず伸び悩む1台です。

比較グレード

スズキ「ハスラー」

参考グレード ①Xターボ
②X
車両型式 DAA-MR41S

「キャスト」

参考グレード ①スタイル X(2WD)
②スタイル GターボSA Ⅱ
車両型式 DBA-LA250S

人気

先発の「ハスラー」が販売台数では優勢

スズキ「ハスラー」の2017年(1〜12月)の販売台数は72,600台、一方ダイハツ「キャスト」の販売台数は45,540台と、ハスラーには遠く及ばずという結果です。数字から見た人気の点では、ハスラーの方が優勢でしょう。

スズキ「ハスラー」を動画で確認

引用:

ダイハツ「キャスト」を動画で確認

引用:

ボディサイズ

違いは全高、この高さが吉とでるか凶と出るか

ハスラー スズキ

画像出典:

ボディサイズの異なる点は、全高が「ハスラー」の方が35mm高いというだけですが、視覚効果的には「ハスラー」の方ががっしりとした威圧感があります。わずかの差ですが、この高さが室内からの見晴らしのよさに繋がっています。また、室内が広く感じるという効果もありますので、「キャスト」はイメージ的に窮屈そうな感じがします。数値は変わらないのですが、見た目の効果は影響大です。

キャスト 3,395mm(全長)×1,475mm(全幅)×1,630mm(全高)※スポーツは1600mm
ハスラー 3,395mm(全長)×1,475mm(全幅)×1,665mm(全高)

使い勝手

アウトドアや最新装備の「ハスラー」がやや勝っている。上質感は「キャスト」が上。

「ハスラー」

最近の軽自動車には本当に驚かせられます。双方とも、ミニバンのようなシートアレンジが可能であり、フルフラットや長尺物の荷物だって積み込むことができます。ですが、「ハスラー」の方が『遊べる軽』と銘打つだけあってか、一枚上手かもしれません。

シートアレンジはフルフラットの逆、後席シートの裏側とトランク部がフラットになるのは評価できます。やはり汚れたものをシート面には置きたくないですし、掃除しやすい素材のほうがいいですよね。

スズキ ハスラー

画像出典:

「キャスト」

一方、「キャスト」にも似たような装備がありますが、裏側もカーペット生地であり、フラットにはなりません。ですが、エコクールなる装備が搭載されており、アイドリングストップ時も涼しい風が保たれたままになるとのことで、快適性には申し分ありません。オプションも充実しており、特にアウトドアユーザーには重宝するでしょう。

ダイハツ キャスト

画像出典:

使い勝手という部類ではないかもしれませんが、「キャスト」は「ハスラー」と比べて上質であり、日常で落ち着くのは「キャスト」でしょう。「ハスラー」は、ややチープ感が否めませんし、デザインもとてもおしゃれとは言えません。どちらも甲乙つけがたい使い勝手ですが、「ハスラー」がやや勝っているでしょう。

走行性能

「ハスラー」が4WDの走破性や力は勝っているが、ハンドリングや快適性は「キャスト」

この分野は味付けが全く異なり、やはり甲乙つけがたい領域と言えます。動力性能に関しては、車重が鍵を握る部分が大きいため「ハスラー」が断然力強く感じるでしょう。特に自然吸気エンジンの「キャスト」は物足りなさを感じ、MT車を選べる「ハスラー」が文句なく上の印象で、4WDの走破性も「ハスラー」が上です。さすが「ジムニー」や「エスクード」といった車を世に送り出し来ただけに、経験値が違うところを見せつけた感があります。

ただオンロードのハンドリングや、足回りの収まり感は「キャスト」の方が上です。軽さが影響しているのかはわかりませんが、「ハスラー」はバタバタしておさまりが悪い印象です。特に後部座席は軽自動車特有のといったらいいのか、突き上げ感があります。「キャスト」はこの辺は非常に上質で、軽自動車とは思えない質感があります。

また、「キャストスポーツ」ではハイグレードタイヤがオプションという走りに徹したモデルもありますから、これと比べたら「ハスラー」の走行性能はイマイチといったところになるでしょう。使うシーンによって分かれるところです。

スズキ「ハスラー」

エンジン ①水冷4直列3気筒12バルブ DOHCインタークーラーターボ
②水冷4直列3気筒12バルブ DOHC
総排気量 658cc
最高出力 ①47kW[64ps]/6,000rpm
②38kW[52ps]/6,500rpm
最大トルク ②95Nm[9.7kgfm]/3,000rpm
②63Nm[6.4kgfm]/4,000rpm
最高出力(モーター) 1.6kW[2.2ps]/1,000rpm
最大トルク(モーター) 40Nm[4.1kgfm]/100rpm

ダイハツ「キャスト」

エンジン ①水冷直列3気筒12バルブ DOHCインタークーラーターボ
②水冷直列3気筒12バルブ DOHC
総排気量 658cc
最高出力 ①47kW[64ps]/6,400rpm
②38kW[52ps]/6,800rpm
最大トルク ②92Nm[9.4kgfm]/3,200rpm
②60Nm[6.1kgfm]/5,200rpm

燃費性能

「ハスラー」が軽さやハイブリッドで断然有利

ここは「ハスラー」の圧勝です。S-エネチャージと車体の軽さも手伝って、NAエンジンなら20キロ越えも難しくはないでしょう。「キャスト」は、重さがかなりネックです。ここは軽量化というスズキに倣ってほしいものです。

キャスト 25.0km/L~30.0km/L
24.6km/L~24.8km/L(スポーツ)
ハスラー 24.8km/L~32.0km/L

安全性能

安全性では、ほぼ互角

こちらも、まったく遜色なしです。「キャスト」には衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載する他、パノラマモニターにより車両の前後左右を確認することが可能。4WD車となる「キャスト アクティバ」にはDAC(ダウンヒルアシストコントロール)制御、グリップサポート制御がついています。「ハスラー」にも自動ブレーキシステムをはじめとする同等の装備、4WD車にはヒルディセントコントロール、グリップコントロールが装着されます。さすがのライバル対決、ここは引き分けとします。

「キャスト」の安全性

出典:

「ハスラー」の安全性

出典:

販売価格

「ハスラー」の方がお得感が高い

これも「ハスラー」が勝ちでしょう。むしろ、この価格でよくここまで「ハスラー」を作り上げたスズキの技術者たちに敬意を表したいです。もちろん価格が高い分、「キャスト」の質感が上ですが、そこまで軽に求めないというユーザーの心を見事に「ハスラー」は掴んだといえるでしょう。

キャスト 1,220,400円〜1,744,200円(税込)
ハスラー 1,078,920円〜1,630,800円(税込)

クチコミ情報

「ハスラー」

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「キャスト」

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まとめ

総合的な魅力は「ハスラー」が上だが、「キャスト」も侮りがたし。

総合評価としては、デザインなどの遊び心も評価できる「ハスラー」が買いでしょう。決して安っぽいわけではないですが、多少高くても質感が高いほうがいいという方は、「キャスト」の方が満足できるでしょう。
多少の違いはあるものの、走行性能や安全性能でほぼ互角ですので、後は試乗して好みの方を選ぶことをオススメします。

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