トヨタ「ルーミー/タンク」VS スズキ「ソリオ」人気コンパクトカーを徹底比較

 
コンパクトカーは日本人気の高いボディタイプの一つです。取り回しやすく燃費性能も優秀で、最近では安全性能に優れたモデルも多く登場しています。今回はコンパクトカーの中でも安定した人気を誇るトヨタ「ルーミー/タンク」とスズキ「ソリオ」について、走行性能やデザインなど徹底的に比較します。

車両紹介

トヨタ「ルーミー/タンク」とは?

トヨタ「ルーミー」と「タンク」は、若者に人気のあったコンパクト「ワゴンbB(2000年発売)」の後継車として登場しました。フロントグリルのサイズやイルミネーションライトのデザイン、リヤテール・ストップランプのカラー等が一新されています。また「ルーミー」と「タンク」は作りが似ているため、どちらを購入しようか迷う方も多くいるようです。

ちなみに「ルーミー/タンク」は、ダイハツやスバルからOEM供給を受けています。ダイハツでは「トール」という名で、スバルでは「ジャスティス」という名で販売されています。

スズキ ソリオ トヨタ タンク

画像出典:

▲トヨタ「ルーミー」

スズキ ソリオ トヨタ タンク

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▲トヨタ「タンク」

スズキ「ソリオ」とは?

スズキ「ソリオ」は、スズキの代表的モデル「ワゴンR」に使われていた部品を活用して登場しました。「ワゴンRワイド」をベースにしており、車体の幅や長さは一回り大きく設定されています。このサイズの先駆け的車種として人気を集めました。

その後は「ワゴンR+」や「ワゴンRソリオ」などモデル名が変更され、現在は「ソリオ」という名で販売されています。「ソリオ」は7度のモデルチェンジを重ね、現行モデルは4代目です。

スズキ ソリオ トヨタ タンク

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人気は「ルーミー/タンク」に軍配

2017年(1月~12月)の新車販売台数を比較すると「ルーミー」が78,690台で「タンク」が70,839台、「ソリオ」は49,742台となっています。人気度についてはトヨタ「ルーミー/タンク」に軍配があがります。

ボディサイズ

ボディサイズは同等だが、車両重量では「ソリオ」がリード

スズキ ソリオ トヨタ タンク

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ボディサイズは3台とも同等のサイズ感です。ただ車両重量については「ルーミー」と「タンク」が1,070~1,130kgで「ソリオ」が930~990kgと、「ソリオ」が一歩リードしています。

トヨタ「ルーミー」 全長3,700mm(カスタム3,725mm)×全幅1,670mm×全高1,735mm
トヨタ「タンク」 全長3,700mm(カスタム3,715mm)×全幅1,670mm×全高1,735mm
スズキ「ソリオ」 全長3,710mm×全幅1,625mm×全高1,745mm

燃費性能

維持費の面で「ソリオ」が優位

燃費性能は「ルーミー/タンク」が21.8~24.6km/Lで「ソリオ」が22.0~32.0km/Lと、両車ともに優秀です。またエコカー減税については「ルーミー/タンク」が50〜60%、「ソリオ」が75〜80%適用されます。以上の点を考慮すると、維持費の面で「ソリオ」に軍配が上がります。

トヨタ「ルーミー/タンク」 21.8~24.6km/L(JC08モード)
スズキ「ソリオ」 22.0~32.0km/L(JC08モード)

安全性能

多機能な「ルーミー/タンク」に軍配

トヨタ「ルーミー/タンク」の安全性能

「ルーミー/タンク」は「スマートアシストⅡ」がオプションとして装備できる点が特徴的です。「スマートアシストⅡ」には、歩行者や車との衝突予想時に作動する「衝突警報機能」や「衝突回避支援ブレーキ機能」などが搭載。万が一の事故も未然に防いでくれます。さらにギアをバックに入れた際に誤ってアクセルを踏んだ時に作動する「誤発進制御機能」もセットになっており、非常に充実した機能面です。

スズキ ソリオ トヨタ タンク

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スズキ「ソリオ」の安全性能

「ソリオ」は「デュアルカメラブレーキサポート」がオプションとして装備できる点が特徴的です。「デュアルカメラブレーキサポート」とは、自動ブレーキ機能を活用して衝突を回避するシステムです。フロントガラス部にカメラが2つ装着されており、対象物のサイズや距離感覚などが正確に測定できます。

スズキ ソリオ 

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それぞれの料金を比較すると、「スマートアシストⅡ」はグレードによって標準装備されていますが、「デュアルカメラブレーキサポート」は搭載費用が59,400円(税込み)かかります。そして機能面についても「スマートアシストⅡ」の方が充実しており、安全性能で選びたいという方には「ルーミー/タンク」がおすすめです。

安全性能比較動画

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走行性能

走行性能はドロー

トヨタ「ルーミー/タンク」の走行性能

走行性能についてはそれぞれのこだわりが見られます。「ルーミー/タンク」のエンジンには、低燃費と快適走行を両立させた「1.0L 1KR-VET VVT-iターボエンジン」が搭載されています。アクセルを踏み込んだ時にありがちな「カクッ」という挙動の乱れも抑えられており、スムーズな加速が体感できます。また最小回転半径は4.6mで小回りも利き、ボディの強度が向上した事でステアリング操作も安定しています。

スズキ ソリオ トヨタ タンク

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参考グレード X(2WD)
車両型式 DBA-M900A-AGBME
エンジン 直列3気筒DOHC
総排気量 996cc
最高出力 51kW(69ps) / 6,000rpm
最大トルク 92Nm(9.4kgfm) / 4,400rpm

スズキ「ソリオ」の走行性能

一方「ソリオ」のエンジンには、小型の「K12C型デュアルジェットエンジン」が採用されています。燃費性能の向上に加えて軽量化も実現しています。さらにエンジンルームのスペースも縮小され、車内空間が広く確保されています。また「ハイブリッド・マイルドハイブリッド」2種のハイブリッドシステム搭載によって、パワフル走行や低燃費走行など走行スタイルの選択も可能です。

スズキ・ソリオ

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参考グレード G(2WD)
車両型式 DBA-MA26S
エンジン 水冷4サイクル直列4気筒
総排気量 1242cc
最高出力 67(91ps) / 6000rpm
最大トルク 118Nm(12.0kgfm) / 4,400rpm

使い勝手

それぞれ異なる室内空間が展開

トヨタ「ルーミー/タンク」の室内空間

使い勝手については、「ルーミー/タンク」ともに後部ドアがスライドドアになっている点が特徴的です。狭い駐車場でも乗り降りが楽にできる点は嬉しいところです。さらに水平基調にする事で前方の視界が広く取られており、長時間運転でも疲れを感じさせない工夫がされています。また「6:4分割可倒式リヤシート」が採用され、収納面も大きくアップグレードされています。最大24cm移動可能で、多人数の乗車や大荷物の搭載等にも対応できる使い勝手の良い作りとなっています。

スズキ ソリオ トヨタ タンク

画像出典:

トヨタ「ルーミー/タンク」の室内を動画で確認

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スズキ「ソリオ」の室内空間

「ソリオ」は車内の床が低く設定されており、リヤ開口部が960mmに拡大されています。これによって、ゴルフバッグのような大きな荷物も楽々搭載可能です。さらにリヤシートを前方に倒すと、自転車が搭載できるほどの広いスペースが確保できます。また「ソリオ」も後部ドアがスライドドアになっています。ドリンクホルダーやドアポケットの数なども多く、日常使い用としても最適です。

スズキ ソリオ トヨタ タンク

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スズキ「ソリオ」の室内を動画で確認

画像出典:

販売価格

販売価格はほぼ同等

販売価格については「タンク/ルーミー」が146万円~で「ソリオ」が145万円~と、大きな差はありません。

トヨタ「ルーミー」 1,463,400円~(税込)
トヨタ「タンク」 1,463,400円~(税込)
出典:
スズキ「ソリオ」 1,454,760円~(税込)
出典:

クチコミ情報

トヨタ「ルーミー/タンク」

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まとめ

ともに人気モデルだけあり各性能は優秀です。しかし維持費については「ソリオ」の方が優秀で、なるべく維持費のかからないモデルが欲しいという方には「ソリオ」がおすすめです。また安全性能については「ルーミー/タンク」の方が充実しており、なるべく安全機能が多く搭載されたモデルが欲しいという方には「ルーミー/タンク」がおすすめです。

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