国産スポーツカーの最高峰 ホンダ「NSX」 歴代モデルを振り返る

 
スポーツカーファンを魅了してきたホンダの名車「NSX」の歴代モデルをプレイバック!10年の時を経て昨年に復活した新型「NSX」は、日本だけでなく世界中からの反響が大きい一台。そんな今回は誰もが釘付けになった名車「NSX」の歴史を一挙にご紹介します!

「NSX」ってどんな車?

「NSX」が生まれるきっかけとなったのは「世界に通用するHondaの顔を持ちたい」というプロジェクトのもと、開発がスタート。車名の由来はホンダの新しいスポーツカーという意味が込められており、スポーツカーと未知数を意味する「X」を組み合わせて「NSX」となりました。F1などにも採用されている駆動方式や、オールアルミボディなどの革新的な技術を盛り込まれた和製スーパースポーツカーとして現在でもファンを魅了し続けています。

Iraさん(@503pdx)が投稿した写真 –

初代「NSX」NA1/2型(1990〜2006年)

I型NSX(E-NA1型 1990〜1997年)

NSX 歴史を振り返る

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1990年の販売当初、バブル絶頂期もあり価格帯は800万円と当時の国産車の最高額となり、国産車最高峰のモデルとして君臨。その後改良が重ねられバブルが弾けてもなお900~1300万円台へと跳ね上がって行き、16年間ホンダのフラッグシップカーを担っていました。開発当初フェラーリをライバルとしていたため、ホンダが得意とするFFという駆動方式では無く、数々のスーパーカーやF1と同じ「MR方式」を採用。
それからオールアルミボディを開発し、過酷なサーキットで有名なドイツのニュルブルクリンクでテストを重ねられ、軽量かつ高いハンドリングを獲得しました。そしてエンジンには様々な案があり、当初は軽量スポーツカーということで、「レジェンド」のエンジンをベースにしたV型6気筒3.0l SOHCエンジンが採用される予定でしたが、急遽SOHCでは無くV型6気筒3.0l DOHC・VTECエンジンに落ち着きました。また快適装備も充実しており、ゴルフバックも収容可能なトランクルームが用意されるなど、実用性も兼ね備えられたスーパーカーとしても有名でした。さまざまな面から見ても最高峰であり、当時の革新的な技術のおかげで現在でも遅れをとらない最高峰技術の塊として、全世界から賞賛を浴びました。

タイプR

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生産期間は3年間という短い期間で誕生した「タイプR」は、E-NA1型から快適装備を取り払い軽量化を図ったシンプルな一台となり、エンジン、サスペンションにサーキット走行を想定されたチューニングを施されている走り特化型の派生モデルです。インテリアも専用品に変更されており、レカロ製フルバケット電動パワーシート、モモ製ステアリングやチタン合金で作られたオリジナルのシフトノブなどよりスパルタンなこだわりが見受けられます。

Ⅱ型NSX/GH-NA2NA1型(1997〜2001年)

NSX 歴史を振り返る

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1997年にマイナーチェンジされ、Ⅱ型になりました。平成12年排出ガス規制に適用し、1999年にはさらにエンジンが改良。スタイリングに変更はほとんど無く、MT仕様車のエンジンの排気量が3.2Lになり、6速トランスミッションが装着されるなど、内面的な変更が施されています。ちなみにこの一部改良はフルモデルチェンジ並みの出来栄えであったと評価されています。

Ⅲ型NSX/LA-NA2 NA1型(2001〜2006年)

NSX 歴史を振り返る

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2001年から大幅なマイナーチェンジを施され、全車イモビライザーを標準装備するほか、フロント、リア周りのデザインが変更。ここまで変わると新型と思われがちですが、内面的に大きな変更はない一台に仕上がっています。基本コンポーネントは初代のままでありながら、周りのライバルたちがモデルチェンジをしていく中で互角に勝負してきたのもやはり素性の良さが現れている証拠です。

NSX-R

NSX 歴史を振り返る

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マイナーチェンジから1年後に発売されたモデルで、より走りを追求した仕様です。Ⅰ型にあった「タイプR」では無く、「NSX-R」という名称に変更されました。変更点は主にⅠ型と同様ですが、空力面での強化が行われており、エア・アウトレット付きのボンネット、フロントアンダーカバー、大型になったリアスポイラーなどの効果により操縦安定性が向上。他にもボンネットとリアスポイラーを「CFRP(炭素繊維強化プラスチック)」という素材を採用し、Ⅰ型からさらなる軽量化も計られています。

NSX-R GT

NSX GT

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NSX史上最も快適装備が一切ないスポーティーなスパルタンモデルとしてご存知の方もあまりいらっしゃらないかと思いますが、こちらも市販モデルの中の一台。2005年2月2日から3月22日の一ヶ月間、SUPER GT参加のために5台限定のホモロゲーションモデルとして登場しました。価格も5000万円と超スパルタンで実際に売れたのは1台だけであり、まさに幻のNSXです。変更点は専用のエアロパーツ、レース用と同様に手組みされ職人によって調整されたエンジンが搭載されています。

2代目「NSX」CAA-NC1型 (2017年〜)

NSX

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昨年デビューしたファン待望の2代目「NSX」は、ボディデザインも攻撃的であり、近未来のスーパースポーツという印象を与える一台。販売価格は、先代モデルの約2倍とのなる2370万円と、まさにスペシャリティなスーパーカーとして相応しいモデルとなります。ホンダ独自の電動化技術により、次世代のスーパースポーツ体験を提供するために開発された「SPORT HYBRID SH‐AWD」というシステムを搭載。これはエンジンと直接繋がっているダイレクトドライブモーター、9速DCTと独立した二つのモーターで前輪を駆動させるツインモーターユニットとの組み合わせで四輪を電子制御するハイブリッドシステムとなります。また、より高い剛性加工を施されたアルミ材で組み合わされたスペースフレームを開発し、より軽くて強いボディとなり、衝突安全性も実現されています。また、従来のモノコック構造とは違い、マルチマテリアルという構造に変更されています。

レーシングカー「NSX GT3」も販売!

NSX GT3

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新型「NSX」の華々しいデビューは世界中に衝撃を与えましたが、同モデルをベースに製造されるFIA GT3規定専用のレーシングカー「NSX GT3」も販売することをホンダが発表。2018年のレースシーズンに向けて製造されたこの一台は、日本円にして約6035万円となっています。

「NSX」目撃情報

新型モデルはもちろんのこと、旧型モデルも古き良きデザインでどの角度から見ても美しくカッコいいの一言に尽きます。

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まとめ

今回はホンダのスポーツカー「NSX」の歴史を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか?既に販売台数200台を突破し、波に乗る新型「NSX」は現代に受け入れやすい姿となっていますが、基本的な部分で先代の技術が生きています。また、新型モデルに「タイプR」が登場するのではないかと噂されていますが、これが実現すれば話題性を呼ぶことは間違いありません。今後もホンダ「NSX」がどんな動きをするのか楽しみなところです。

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