BMW 「M1・プロカー」レース未出走の1台がレストア販売され話題!

 
生産台数399台、BMWの歴史上の中でも非常に希少価値が高いBMW「M1」。この幻の名車がレストアされ話題になっています。

1979年から1980年までのわずか2シーズンのみ開催されたワンメイクレース、プロカーレース用に作られた40台のBMW M1・プロカーのうち、レース未出走の1台がレストアされ、販売されました。

BMW M1 レストア

レース未出走の理由

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今回の車両は31番目に製造されながらもスペアカーとして用意されていたことから実戦に出走することもなく、プロカーチャンピオンシップ終了後は公道走行が可能な状態に改造され、1984年に販売されたという履歴を持っています。

レストア期間は4年

BMW M1 レストア
レストアを手掛けたのはブルース・カネパが率いるカネパ・デザイン、北米でも最大規模のポルシェ・959のメンテナンスを手掛け、以前にも別記事で紹介させていただきました。

今回は走行距離12マイル(19キロメートル)の車両を2012年から4年の歳月をかけて内外装ともに美しく仕上げています。製造から30年以上を経過しながらもインテリアも新車並みの輝きです。
ボディーカラーはバサルト・ブルーにオールペイントされました。

オリジナルを重視してレストアを実施

BMW M1 レストア
レストアにあたっては極力オリジナルパーツが用いられ、特に劣化の激しかったサスペンション周りはアップライトやコントロールアーム類も含めて各部をオリジナルパーツで交換しています。また、ボディーキットについてもプロカー仕様のリアウィングも含めてオリジナルが再現されています。
しかしながら唯一、ブレーキキャリパーのみは安全性も考えポルシェ・962用のブレンボ製キャリパーへと交換されました。
これらの足回りにはセンターロック式のフロント:10インチ、リア:12.5インチ幅のBBS製17インチ径ホイールに、フロント:265/40 ZR 17、リア:335/35 ZR 17のミシュラン・パイロットスポーツが装着されました。

エンジンはリビルドし、チューニングが施される

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エンジンについてはVACモータースポーツの手によって、こちらもフルレストアが行われています。その際にはフューエルインジェクションをMotecの電子制御燃料噴射装置に変更することなどによって出力414馬力を達成しています。
ZF製の5速マニュアルトランスミッションもパーツレベルまで分解されてからリビルドされていますので実走行にも当然、支障はありません。
ここまで紹介していながら残念ですが、この車両はすでに売約済みとなっております。

こちらはニュルブルクリンク近郊で撮影された公道走行中の、ナンバー付きM1・プロカーのようです。今回の車両の他にも公道走行可能な仕様が存在しているようです。

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