パッシングの意味と使い方を徹底解説!知らないとトラブルの元に

 
パッシングの正しい使い方をあなたは知っていますか? 道を譲る時? 感謝の気持ちを伝える時? はたまた対向車へ注意をうながす時?パッシングの使い方は、交通法規で定められていませんし、教習所でも教えてくれません。なんとなく使っている方も多いのではないでしょうか。そんなパッシングが使われるシーンと意味を解説していきます。

パッシング本来の意味

夜間道路

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皆さんはパッシングをどのように使っていますか?
本来、パッシングは「追い越しをしたい」という意思表示であり、前を走る車に対して「今から追い越しをするから車線変更をしないで下さい。」という合図であるのが本来の意味です。行為自体が法律で定められている訳ではなく、自動車社会の発展の中で、ドライバー間のコミュニケーションとして自然発生的に生まれたものといわれています。そのため、国や地域、人によってやり方や意味の捉え方はそれぞれ異なっています。

意味や捉え方が多様なため、実はあまり意味が分かっていない…なんて方の為にも、今回はパッシングの様々なシーンでの意味や使い方についてご紹介します。

パッシングのやり方

パッシング

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パッシングのやり方は、車のライトを瞬間的に上向き(ハイビーム)で点灯させます。前照灯が下向き(ロービーム)で点灯中の際のやり方は、瞬間的に上向きに切り替えるだけです。方向指示器用の操作レバーを手前に引くことで、車のライトは一時的に上向き(ハイビーム)に点灯し、操作レバーを離すと消灯、もしくは下向き(ロービーム)に戻ります。これを1回もしくは複数回操作することが「パッシング」のやり方です。

パッシングを動画で確認

パッシング

— 🇯🇵はやぽっぽ🇦🇿 (@hayapoppo299)

定期的にパッシングしたくなる

— ディーオ (@af68_0112)

パッシングの意味

前述している通り、パッシングには地域、人によって認識や意味が違っています。それではまず、パッシングにどのような意味があるのかそれぞれのシーン毎にご紹介します。

高速道路でどいてほしい時のサイン

高速道路

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高速道路走行中に、後方の車からパッシングされた経験はありませんか?
中には、ハイビーム状態を継続して猛烈な勢いで近づいてこられて慌てて横に逸れた、なんてこともあるかもしれません。これはやり過ぎの部類に入りますが、前述したようにパッシングは「今から追い越しをするから車線変更をしないで下さい。」が本来の意味です。交通マナーとしてはちょっと横暴な気もしますが、運転する上で周囲に自分の意志を伝えることは、周囲も運転の対応を考えられるため未然に事故を防ぐという点では良いかもしれません。

道を譲りますよのサイン

高速道路

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道を譲るタイミングは以下③パターンです。

①対向車が右折待ち

例えば、交差点で直進車が混雑していてなかなか右折出来ない場合、「お先にどうぞ」という意味で行います。また、コンビニやレストランなどに入ろうとしている場合にも、同様にパッシングをすることで道を譲る意思表示となります。

②左方からの車の進入

道の混雑時、左車線にいて自車の前に入ろうとしている場合にも、進入してもらっていいですよという意味で使われます。

③横断歩道

信号のない交差点や横断歩道での対向車からのパッシングは、横断歩道に通行人がいる場合「あなたも一緒に譲ってあげてください」という意味でパッシングをしています。

ヘッドライトがハイビームで眩しいことを指摘

パッシングの意味

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夜道の走行中に対向車から、ヘッドライトがハイビームで眩しい場合に、警告としてパッシングで指摘されることがあります。ハイビームを受ける対向車は、少しの時間でもかなり眩しく、目が眩んだ状態での運転となり事故を起こしやすく非常に危険です。しかし、実は法律上ではハイビームでの走行を推奨されているんです。対向車が眩しくないか、運転しやすいかなどの配慮が必要です。

ヘッドライトの消し忘れ・つけ忘れの指摘

夜の道路

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車の運転でトンネルを抜けると、対向車からパッシングされた、という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。特にトンネルの出入口付近ではヘッドライトの消し忘れ、点け忘れなどがあります。

もし周囲の車からパッシングをされたら、一度自分の車のライトがつけっぱなしになっていないか、または点け忘れていないか確認しましょう。明るい日中によくある消し忘れは、直接事故には繋がりにくいですが、つけ忘れは要注意です。トンネル内は日中でも視界が悪く、周囲の車からも見えにくくなるため、点け忘れが事故の原因に繋がります。トンネル内では必ずライトを点けて、トンネルを抜けたら消しましょう。

「ありがとう」の感謝の意味

パッシングの意味

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前述との逆立場ですが、対向車にパッシングをされて道を譲ってもらった時などに「ありがとう」の感謝の意味でパッシング返しをする場合もあります。お互いにパッシングに共通の認識があると、車の内側にいながらも良いコミュニケーションになりそうです。

ちなみにですが、感謝のパッシングをするときは、短いパッシング1回がよく知られたルールのようです。

「この先注意!」合図の意味

caution 看板

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「この先は注意して!」と、対向車に何かしらの危険がある時にパッシングを使うこともあります。
例えば、道路に異物が落下している場合やネズミ取り(スピード違反などの取り締まり)、検問など警察の交通取り締まりがある場合です。対向車がすれ違いざまにパッシングしてきたら、いつも以上に注意してその先を走ると良いでしょう。
また、鹿やたぬきなどの動野生動物が道路にいる場合にも同様の意味でパッシングします。

参考動画

この先に倒木があることを、対向車が知らせてくれるケースもあります。

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緊急事態(バスジャック)などを車外に知らせる

バスジャック

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走行中または停車中のバスが、パッシングを繰り返したりしている場合は、バス車内で異常事態が発生している恐れがあります。もしそのようなバスを見かけたら、110番への通報をしましょう。このパッシングの意味を知っているだけで多くの人を救えることもあります。頭に入れておきましょう。

パッシングの使い方

パッシングは、上手に使うことで自分の意志を周囲に伝えることができ、意味を汲み取った運転手は運転しやすいように手伝ってくれます。また、気遣いのパッシング1つで感謝されるようなこともあります。しかし、自分のことばかり考えた使い方や、その時の状況にふさわしくない使い方をすることで事故に繋がることもあります。周囲をよく見て、思いやりの心を持ちパッシングするようにしましょう。

パッシングに関するクチコミ情報

スピード違反といった取り締まりを対向車が知らせてくれるのは非常にありがたいものです。中には、パッシングに関するファニーなエピソードもあるようです。

土手沿いのスピード出せる道で2台連続で対向車からパッシング✨昼間なのに何だと思ったらスピード取締りやってた💧パッシングなかったら捕まってたな〜〜、あーいうのを神対応っていうんだな😓見習おう(^_^;)

— たかし (@takari01280055)

国産車に乗るとウォッシャー液とパッシングを間違える。

— 相互フォロー支援アカウント@Audi好き (@Audi_BOT_A4)

踏切の手前で対向車のVELLFIREが
パッシングしてきた。
進むと影に隠れた警察が
一時停止の取り締まり🚓
VELLFIREに感謝します!

— ☆KAZUKICHI☆ (@VOXY_zs_4887)

いまさっきパピコ食べながらトラック運転してたら反対車線からトラックにパッシングされて
(なんだ?警察か?)と思ったらそのトラックの運ちゃんもニコニコしながらパピコ食ってた。
なんだおまえかわいいな

— 機動部隊ともちゅう (@tomchu0419)

まとめ

シチュエーションや状況によって意味が違うパッシングですが、中には真逆の意味もあり複雑で覚えられない、と考える方もいるのではないでしょうか。パッシングの意味を知っておくことも大切ですが、1番大切なのは車を運転することに対するお互いの思いやりです。親切な気持ちで注意を促したり道を譲ったり、パッシングを受けた際には何かいつもと違うことが起きているな、と慌てずにその場の状況を鑑みながら判断をするようにしてくださいね。また、最近では煽り運転=パッシングという認識がある方もいるかもしれませんが、間違ってもやり返さないようにしましょう。大きな事故に繋がる可能性もあります。

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