エンジンオイル交換を誰でも簡単に行う方法とは?やり方と必要道具を徹底解説

 
エンジンオイルの交換を自分で行った経験はありますか?多くの方がディーラーやカーショップ、整備工場で交換をしていると思いますが、エンジンオイルは扱いを注意すれば自分で交換することができるんです!そこで今回は、正しいエンジンオイル交換方法を徹底解説していきたいと思います。

エンジンオイルの交換

オイル交換1

画像出典:

エンジンオイルの交換をお店でやってもらうと、それなりの金額がして驚いたことがある方もいると思います。ガソリンスタンドでも交換してもらえますが、ガソリンスタンドで交換した場合も、オススメの高級オイルを有無も言わさずに入れられてしまった…なんてこともあるのではないでしょうか。しかし、費用が高いからといってエンジンオイルの交換を怠っているとエンジンがオーバーヒートしたり、焼き付いたりしてしまうこともあります。
エンジンは人体でいえば「心臓」に当たる部位で、エンジンオイルは「血液」と呼ばれる程重要な役割を担うパーツです。そのため放置するなんてことはもちろんできませんが、それならば少しでもコストを抑えて自分で交換してみてはいかがでしょうか?

「上抜き」と「下抜き」

エンジンオイルを自分で交換するためには「上抜き」と「下抜き」というものがあります。
「上抜き」はエンジンオイルの入っているオイルレベルゲージから専用のオイル交換ホースを入れて抜き出す方法のことを言います。
「ジャッキアップ」という工程が不要で、オイルがよく抜けるというのがメリットとなります。但し、一部の車種では上抜きに対応していないものもあります。

「上抜き」の必要道具と手順

上抜き交換方法について整理をしていきます。

「上抜き」に必要なもの

必要なものは「オイルチェンジャー」と言う機械です。また、汚れたオイルを入れておく箱と新しいエンジンオイルが必要になります。

オイルチェンジャー

画像出典:

「上抜き」の手順

「オイルチェージャー」の使い方はいたって簡単です。
1.まず、オイルレベルのゲージを抜きます。
2.ポンプの吸い込み口をオイルレベルゲージ奥まで差し込んでください。
3.ポンプのハンドルを引いて古いエンジンオイルを吸い込みましょう。
4.抜けた事を確認したら新しいエンジンオイルを入れましょう。
5.エンジンオイルがちゃんと入っているか確認が取れたらエンジンをかけて、エンジン内を潤滑させオイルレベルゲージで量を確認しましょう。

「上抜き交換」レクチャー動画

動画の通り、非常に簡単にエンジンオイルを行うことが可能です。なお、豆知識としては「上抜き」する前に暖機運転をして温めるとエンジンオイルが柔らかくなり、交換をしやすくなります。

「下抜き」の必要道具と手順

「下抜き」は「ジャッキアップ」という工程をして、エンジンオイルを抜く方法です。
先ほどの上抜きと異なり、車種を選ばずに作業ができる点とエンジンオイルに金属片などが入るなど故障の原因を発見しやすい点がメリットです。また、車によっては上抜きよりもオイルが抜けやすい車種もあります。
ただし、「ジャッキアップ」の作業が大変であったり、ドレンボルトなどを閉め忘れるとオイル漏れを引き起こす可能性もあるので、作業にはより注意が必要となります。
また、一度もジャッキアップの経験がない人には「下抜き」でのエンジンオイル交換はおすすめできません。というのもエンジンオイルの交換をするのには、車の下に潜る必要があり、「ジャッキアップがちゃんと行われていなかった為に車の下敷きになった」なんて危険な目に遭わないとは言い切れません。もしジャッキアップをしての作業の際にはくれぐれも安全を確保できる状態を作って作業しましょう。

オイル交換2

画像出典:

「下抜き」に必要なもの

下抜き交換方法についてです。必要なものは「エンジンオイル受け皿」「レンチ」の二つ。あとは、ジャッキアップの際に「ジャッキ」と「リジットラック」が必要となります。なお、ジャッキアップには車載の「パンタジャッキ」でも代用することも可能ですが、「パンタジャッキ」はあくまで緊急用なのでオススメしません。

エンジンオイル受け皿

エンジンオイル受け皿

画像出典:

次に、エンジンオイルの受け皿となるものが必要となります。
エンジンの底部分にはオイルパンがあって、その真下からエンジンを抜く為に必要となるのです。

レンチ

レンチ

画像出典:

「ドレンボルト(ドレンコック、ドレンプラグ)」というネジを抜くためのレンチが必要になります。一般的にはラチェットレンチ・メガネレンチなどで対応をしています。スパナやモンキーといった工具は、ドレンボルトを舐めてしまう可能性があるためオススメしません。

他には汚れる作業となるので、捨ててもいいようなボロ雑巾やウエスを数枚、軍手、オイルを捨てるバケツ等、ドレンボルトの交換用ワッシャー、エンジンオイルを注入するためのじょうごのようなものなどあるとスムーズにエンジンオイル交換が行えます。

「下抜き」の手順

1.ボンネットを開き、フィラーキャップを外す
フィラーキャップを外せばエンジンオイルの抜けがよくなります。また、オイルを抜いた後にフィラーキャップが開かないとなると車を動かすことができなくなってしまいますので、必ずオイルを抜く前にフィラーキャップが開くか確認しておきましょう。

2.ジャッキアップをする
エンジンオイルを交換する為にはエンジンの下に潜らなければならないので、ジャッキアップをします。
ジャッキアップ以外にもタイヤの下に木やスロープをかませて人が入るスペースを作る方法もあります。
ジャッキアップ後は必ずリジットラック(ウマ)を掛けましょう。

3.ドレンボルトを外す
抜けた瞬間にエンジンオイルが飛び出してくるので注意してください。
徐々にエンジンオイルの抜けが少なくなってきます。オイルエレメントも交換する場合はこの工程で外しましょう。

4.オイルエレメントのあたりを清掃する
ウエスやパーツクリーナーを使用し清掃しましょう。オイル交換後にオイル漏れの発見を容易にするためにも、しっかりと清掃をおこなう必要があります。

5.オイルエレメントを取り付けたらドレンボルトを締める
ドレンワッシャーの確認は怠ることのないようにしましょう。これがないとオイルが漏れてしまうことが多々あるからです。ドレンワッシャーは一度締め付けると変形して漏れを防ぐ役割があります。再使用せずに、毎回交換するようにしましょう。
※ドレンボルトの締め付けトルクに注意してください。トルクレンチを使用し、車種毎の規定トルクで締め付ける事をオススメします。
オイルエレメントに関しても、パッキンが着座してから◯/◯回転などと指定されているので、指定通りに取り付けてください。

6.エンジンオイルを注入
規定値より少しだけ少なめにエンジンオイルを入れましょう。

7.フィラーキャップを締める
フィラーキャップを閉めたらエンジンをかけてジャッキからおろしましょう。
エンジンオイルの量を確認し、エンジンオイルの漏れなどがなければエンジンオイルの交換は完了となります。

「下抜き交換」レクチャー動画

作業自体は簡単です。「下抜き」方法で最も注意が必要なのはジャッキアップです。もしこの工程で謝っていると非常に危険なので、十分に注意しましょう。

まとめ

簡単にできる「上抜け」と少し難しく手順が多いですがエンジンオイルの異常がわかるかもしれない「下抜け」。
自分でエンジンオイルを交換すれば業者に頼るより費用もかからず、愛車に対して愛着が湧くかもしれませんね。安全には気をつけて、ぜひ交換してみてはいかがでしょうか?

エンジンオイル関連するまとめ記事

エンジンオイルが原因で発生可能性があるトラブル

一緒によく読まれている記事

注目のまとめ記事

この記事に関して報告をする