タイヤを適正空気圧にすれば低燃費が実現!その理由とタイヤの空気充填手順

 
タイヤの空気圧によっては燃費が悪くなることをご存知の方は多いでしょう。ではタイヤの適正な空気圧をご存知ですか?なかなか答えられない人も多いのではないでしょうか?そんな人のためにタイヤの適正空気圧や補填の方法などをまとめました。

タイヤの空気圧について

車の走行はタイヤと路面の摩擦の繰り返しによって、始動、止まる、曲がるといった車の基本動作が可能になります。車を走らせるとタイヤの摩耗などでタイヤの寿命が短くなっていきます。例えばこのような摩耗の原因となるものにタイヤの空気圧があります。車はどんなものであれその車体を支えているのはタイヤです。タイヤには適正な空気圧があり適正な空気圧でない場合、車に悪影響が多くあります。定期的な点検と空気の補填が必要です。

タイヤ空気圧

画像出典:

タイヤには適正空気圧がある

1つの丸いタイヤで路面と接している面はなんとハガキ一枚分しかないとされています。タイヤは通常4本ありますからハガキ4枚分の面積で数百キロある車体を支えていることになります。また車体を支えるだけならまだしも、走行、曲がる、止まるの基本動作まで行うので、タイヤにかかる負担が大きいことは容易に検討がつくかと思います。例えばタイヤの空気圧が低い場合、タイヤと地面との接地面積が広がり、燃費に大きく関係している転がり抵抗が大きくなり燃費が悪くなります。逆に空気圧が高い場合にもタイヤに悪影響です。空気圧が高い場合はタイヤの偏摩耗であるセンター摩耗が起こりタイヤの寿命を縮めてしまいます。高過ぎても低過ぎてもタイヤの効果は発揮されません。血圧に適正数値があるようにタイヤにも適正空気圧があります。

適正空気圧ではない場合の車への悪影響

前述したように、空気圧が低くても高くてもそれぞれ車への悪影響があります。

空気圧が低い場合

・ハンドリングが悪くなる
・転がり抵抗が大きくなり燃費が悪化する
・タイヤの発熱量が増え、タイヤ損傷の原因になる
・段差の乗り上げ時にコード切れし易くなる
・ショルダー部分の偏摩耗の原因になる
・ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなる

空気圧が高い場合

・傷を受けやすくなり、パンクの危険性が高まる
・センター部分の偏摩耗の原因になる
・トレッド面が傷つく
・乗り心地が悪くなる

このように適正空気圧でない場合には、燃費が悪化したりパンクのリスクなど危険な点が多数あります。また、適正空気圧でない状態で車の走行を続けると、他人に迷惑をかけてしまうような大事故になってしまうことも十分考えられます。適正な空気圧にしておくことは非常に重要となります。

タイヤの点検の仕方

タイヤの空気圧の重要性については理解頂けたと思いますが、実際に空気の点検・入れ方が分からないという方も多いと思います。次に、タイヤ空気圧の点検方法について整理をしていきます。

タイヤの適正空気圧は車体に起因している

先ほどの説明でタイヤ適正空気圧があるということはお分かりいただけたかと思います。ではタイヤの適正空気圧は一体いくらなの?ということですが、みなさんはタイヤ空気圧と聞くとタイヤのサイズや型によって違いがあると思っていませんか?実はこれは大きな間違いです。タイヤは車の車体を支えています。この車体を支える力を荷重支持機能といい、この機能の変化で適正空気圧は変わります。わかりやすくいうとタイヤの種類ではなく車の種類によって適正空気圧は変化するのです。

空気圧の適正値は車のドア付近にある

適正空気圧はドア付近にある

画像出典:

車の適正空気圧は車両によって変わります。適正値を調べたい場合は車のドア付近に表示されています。また、自動車のオーナーズマニュアルにも記載されています。車種によっては給油口に表示されているものあるので、現在使用されている車で確認してください。この車両ごとの適正空気圧の数値を指定空気圧と呼びます。車購入時とタイヤサイズの違うタイヤを使用する場合は適正空気圧の相談をタイヤ販売店などに相談して行うのが良いでしょう。

空気充填の手順

自分で空気充填を行う場合、以下のような手順で指定空気圧の空気の補填を行います。

①指定空気圧の確認
②エアバルブのキャップを外す
③エアゲージで空気圧の測定
④空気圧を調整
⑤エアバルブのキャップを取り付ける

空気圧を点検する際は必ずエアゲージを使用しましょう。タイヤの空気圧は見た目ではわかりにくいので正確な数値を出す必要があります。また、スペアタイヤがある場合も合わせて点検しましょう。

実践動画

空気圧点検時の注意点

空気圧点検を行う際には以下のような点に注意をしましょう。

①空気圧の点検はタイヤが冷えている時に点検する

車の運転などによりタイヤが温まった状態のタイヤは、タイヤの熱による膨張で空気圧が高くなります。その為正確な空気圧点検が出来ないので必ず冷えた状態のタイヤで行うようにしましょう。

②タイヤの点検は月に1度は行う

タイヤの空気は風船と同様に何もしなくても空気は自然と抜けてしまいます。これはタイヤの分子構造が空気の分子よりもちいさいからです。空気圧の低下率は補填後1ヶ月が最も高いと言われているので月に一度は点検を行いましょう。

③空気圧のほかタイヤの状態も点検

またタイヤ空気圧の補填を行う際、タイヤの溝の確認は必ず行いましょう。特にタイヤ摩耗の進行度が進むとスリップサインが出てきます。スリップサインは法律的に装着したままには出来ないのでタイヤの交換を必要とします。

窒素ガスの充填も有効

タイヤの空気圧調整の際は空気を補填することが通常ですが、タイヤ性能向上のためにも窒素ガスの充填が有効とされています。タイヤの分子構造が空気の分子より小さく空気圧は低下しますが、窒素分子はタイヤ分子よりも大きく空気圧低下を防いでくれます。そのため適正空気圧の維持につながり、摩耗や燃費低下などのタイヤへの悪影響を抑えてくれます。

窒素

画像出典:

まとめ

タイヤが最も効率よく働いてくれる要因に大きく関わっているタイヤの空気圧。空気圧がタイヤへの影響があることはわかっている人は多いかも知れませんが、空気圧点検を実際行っている人は少ないのではないでしょうか?知っていることと出来ていることは違います。これをご覧いただけたらすぐにタイヤ空気圧点検の1ヶ月目をスタートしてみてはいかがでしょうか?

画像出典:

タイヤに関連したおすすめの記事

一緒によく読まれている記事

注目のまとめ記事

この記事に関して報告をする