スタッドレスタイヤで雪道以外を走ると危険?その理由を解説!

 
4月を迎えて、なおスタッドレスタイヤを装着している方も多いかもしれません。しかしスタッドレスタイヤは、あくまでも「冬用タイヤ」。シーズンが過ぎたらさっさと交換した方が安全です。今回は、スタッドレスタイヤで雪道以外を走行する場合の危険性について解説します。

スタッドレスタイヤの特徴

冬用タイヤとして、もはや知らない人はいないスタッドレスタイヤ。まずはその特徴について見ていきましょう。

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤとは異なり、「溝」「ゴム質」「除水機能」などが備わっています。そのため、たとえ路面が凍っていてもスタッドレスタイヤの深くデコボコな溝が密着し、スリップせず走行できます。そして、スタッドレスタイヤのゴム質はノーマルタイヤよりも柔らかく、より路面にフィットするよう作られています。さらに、雪道走行時に溶け出る水膜を除去する機能も備わっているため、安定した走行が可能です。

タイヤ接写

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スタッドレスタイヤで雪道以外を走ってはいけない理由

雪道ドライブには欠かせないスタッドレスタイヤですが、実は通常路面で走行すると危険を伴う可能性があります。

タイヤが取れる

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燃費が悪くなる

スタッドレスタイヤには柔らかいゴム質が採用されています。さらにこのゴム質はノーマルタイヤよりも重量が重いため、雪道以外を走行した場合は車を動かすパワーが余計に必要となります。ノーマルタイヤと比較すると燃費性能は大きく劣り、約10%も落ちると言われています。

雨の日は危険

スタッドレスタイヤのゴム質は低温でも硬くならない作りになっており、吸水性にも優れています。そのため、雨の日はかえって多くの水分を含んでしまい、結果的に路面とタイヤの間に厚い水膜を作ってスリップしやすくなり非常に危険です。

また雨が激しく降っている時は、スタッドレスタイヤのトレッド(接地面)が水圧に負けて変化してしまうこともあります。これによってハイドロプレーニング現象と呼ばれる「タイヤと路面の間の水膜により路面から浮いた状態」になり、最悪ブレーキが全く効かなくなるケースもあります。

制動距離が長くなる

またスタッドレスタイヤでは、乾いた路面での走行も避けた方が良いでしょう。スタッドレスタイヤは柔らかいゴム質でできているうえに、トレッドには細かい切れ込みが入っています。もしスタッドレスタイヤで乾いた路面を走行してしまうと、特にブレーキ時などにトレッドの細かい切れ込みが裂けて変形してしまい、最大限パフォーマンスが発揮できなくなります。

タイヤが変形すると、特にブレーキの利きは非常に悪くなり制動距離も長くなってしまいます。制動距離が長くなると、危険時に急ブレーキを踏んでも止まるまでに長い距離と時間がかかります。

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▲スタッドレスタイヤを夏場に使用した場合のブレーキテスト動画です。スタッドレスタイヤの制動距離が意外にも大きく伸びることを立証しています。

■制動距離について説明

タイヤバーストの危険性も!

スタッドレスタイヤを夏まで履き続けると、バーストしてしまう可能性もあります。柔らかい特殊なゴム質のスタッドレスタイヤは、炎天下では一層柔らかくなります。特にブレーキやカーブのハンドリング時などにタイヤは激しく消耗します。また、ノーマルタイヤよりも一箇所にかかる摩擦が大きいぶん摩擦熱が発生しやすくなるため、高速走行を繰り返すとタイヤがバーストして車両火災などの重大な事故の引き金となるケースも。

走行中に派手にバースト💥死ぬとこだったぜ😆悪運強し😈
周囲の車に迷惑かけなくて良かった😊
タイヤ溶けた‼️そしてJAFの神対応😳

— 高梨康治 YasuharuTakanashi (@nassy_takanashi)

■タイヤバーストに関する記事

オールシーズンタイヤもオススメ

スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換する時期は、気温が「7度以上」か「7度未満」かを判断基準にするとよいでしょう。また「季節毎にタイヤを一々交換するのは面倒」という方には、”オールシーズンタイヤ”がオススメです。”オールシーズンタイヤ”は軽微な雪道(シャーベット状の道も含む)でも十分なグリップ力があるため、冬場でも問題なく走行可能です。ただし凍結した路面については、スタッドレスタイヤよりも性能は怠るため過信は禁物です。寒冷地ではタイヤチェーンを装着するようにしましょう。

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スタッドレスタイヤに関するクチコミ情報

今年は大雪でスタッドレスタイヤにされた方も多かったと思います。まだ冬タイヤの方はそろそろ夏タイヤへの交換をオススメします。豊進自動車ではタイヤ交換作業だけのご相談も大歓迎です!また当社ではタイヤ預かりサービスをやっていますので、保管場所でお困りならお気軽にご相談ください。

— (株)豊進自動車サービス (@itabashikusaka3)

去年スタッドレスタイヤをVRX2に更新したんですが、高いだけあってめっさ高性能ですなあ。滑らないし静かだし燃費もよくて旋回も軽い。セットしたホイールも気に入りすぎて夏用タイヤに変えたくなかった。

— klonoa (@syarumu)

ぼちぼち 夏タイヤで大丈夫かもですね~ これから 路面温度上がってくるから スタッドレスタイヤの溝へってちゃいます~💦

— ゆふいん (@yufuin1127)

まとめ

ドライバーの中には「せっかく高価なスタッドレスタイヤに交換したんだから、しっかり使い切ってから夏タイヤに替えよう」という方などもいるようです。しかしスタッドレスタイヤを雪道以外で使用することはおすすめできません。あくまでも「スタッドレスタイヤは冬だけ」と割りきって、シーズンが過ぎたらさっさと交換しましょう。

スタッドレスタイヤ

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