車高が低いのが素敵!?ギネス世界記録のあのクルマも 車高の低い車 11選

車高の低さは一種の格好良さにも繋がり、カタログに掲載する画像も実車よりも車高を落として撮影しているという話もあります。

今回はAUTO EXPRESSが紹介する、「車高の低い車 11選」にて、オリジナルのままでも車高の低い車を確認してみたいと思います。市販車から8台、コンセプトカーから3台が紹介されています。

 

Ford GT40 車高:101.6cm

Ford GT40

車名であるFord GT40の「40」の意味は、車高が40インチであることからそう呼ばれています。この車はル・マン24時間レースを制覇するために製作されました。実際にも期待通りの活躍をし、1966年から1969年までの4連覇を成し遂げています。

車高の低さは写真を見ると確認できますが、ドライバーのヘルメットの大きさとドアの大きさの対比だけでも一目瞭然です。

生産台数はわずか107台、2005年にはGT40のイメージを現代の技術を用いて復刻したようなFord GTが販売されています。こちらについては大型化した車体とともに、車高も1割増の44インチへと高くなっています。

 

ケーターハム・セブン 車高:101.6cm

ケーターハム・セブン

ロータス・セブンの製造権を買収して生産販売を継続しているケーターハム・セブンも車高が40インチと低い車です。サイドシルも低く、ドライバーは容易に路面を触れるほどの低さとなっていることでも知られています。
オープンエアの開放感から、GT40ほどの窮屈さは感じずに済みそうです。

 

ランボルギーニ・カウンタック 車高:106.9cm

ランボルギーニ・カウンタック

スーパーカーの代名詞、カウンタックも車高の低い車です。市販モデルとしては1974年のLP400から1988年のアニバーサリーまで改良を続けながら1990年までの長きに渡り生産販売が続けられ、その間にエンジン出力も375馬力からアニバーサリーでは455馬力まで向上しています。

スーパーカーブームの主役ともなったカウンタックは現在でも各地のショーで目にすることが可能です。

また、映画でも「蘇る金狼」にて松田優作が早朝の都内を疾走する姿にて、ドライバーとフロントウインドウとの対比を確認することが出来ます。

 

ロータス・ヨーロッパ 車高:106.7cm

ロータス・ヨーロッパ

「サーキットの狼」にて風吹裕矢の愛車となったロータス・ヨーロッパの車高は106.7cmとなっています。「軽量かつシンプル」、コーリン・チャップマンの思想を具現化したロータス・ヨーロッパの誕生には、Ford GT40プロジェクトも関わっています。

当時、ル・マン参戦マシーンを検討していたフォードに対しコーリン・チャップマンは後にヨーロッパになるモデルを提案しましたが却下され、最終的にヨーロッパとして自社で生産販売を行っています。中森明菜向けに作曲され、最終的に「禁区」が採用になったことからYMOが自分たちの曲としてリリースした「過激な淑女」を思い出しました。閑話休題・・・。

エンジンはGT40のV型8気筒7リッターと比較し、ヨーロッパでは直列4気筒1.5リッターエンジンをミッドシップに搭載しました。

出力は低いながらも車重が600kg弱の軽量なボディーを活かし、軽快な運動性能を実現しています。

「サーキットの狼」でもカウンタックを駆るハマの黒ヒョウ相手にも勝利しています。流石島レースではよくスタビライザーを打って、それがトラブルの基にもなっていましたが、それも車高(最低地上高)の低さが原因かもしれません。

 

シンクレア・C5 車高:79.5cm

シンクレア・C5

この車を一般的な市販車として考えて良いのか論議のある所ですが、1985年に電子機器メーカーであるシンクレアが発売した電気自動車「シンクレア・C5」もこの写真のスタイルから確認できる通り、公称車高の低い車です。

「未来の車は電気自動車になる」という創業者のサー・クライブ・シンクレアの理想を具現化したこの車はしかし当時は理解されず、また、乗員が露出した3輪車である構造から安全性も低いために人気を集めることなく、僅かな台数を販売したのみでシンクレア社自体が傾いてしまいます。

現在ではコレクターズアイテムとなっていますが、トヨタの「i-ROAD」などパーソナルモビリティーが発表されている現代なら投資を集めることも出来たかもしれません。

 

アストンマーティン・ブルドッグ 車高:109.2cm

アストンマーティン・ブルドッグ

ここからはコンセプトカーを3台紹介していきます。1台目はアストンマーティン・ブルドッグです。今回紹介するコンセプトカーの中でも最も車高が高いこの車ですが、その数値は109.2cmしかありません。

1979年に発表されたこの車は、700馬力を発揮するV型8気筒エンジンを搭載し、最高速も300km/h超を実現するとアナウンスされました。更に!この車はコンセプトカーに留まらず、25台を限定発売することも発表されました。最終的には搭載エンジンなどを変更した1台の製作にて終了しましたが、話題になるのはそのパフォーマンスや車高の低さよりもアストンマーティンらしからぬデザインです。

このフロントのヘッドライトは、ヘッドライト前方のフロントフードが下がることで出現します。実際に300km/hで走れた場合のドラッグと、それによるフロントリフトも凄そうです。

 

フェラーリ・ピニンファリーナ・モデューロ 車高:95.3cm

フェラーリ・ピニンファリーナ・モデューロ

ついに1m切りに突入しました。ピニンファリーナ・モデューロは1970年のジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプトカーで、フェラーリ製のV型12気筒550馬力エンジンを搭載するとアナウンスされました。

日本ではパイオニアのカーオーディオ、カロッツェリアのCMに登場したことでも有名です。当時のカロッツェリアはCMやプロモーションにコンセプトカーやスーパーカー、チューニングカーを用いており、この車もその1つに選ばれました。筆者も、ブリヂストンのタイヤ販売店であるCOCKPITに展示されたカロッツェリアのプロモーションカー、ゲンバラ・チールスを見に行ったことがありました。

 

ランチャ・ストラトス・ゼロ 車高:83.8cm

ランチャ・ストラトス・ゼロ

カウンタックに続いてマルチェロ・ガンディーニのデザインによる車がランクインしました。

ランチャ・ストラトス・ゼロは1970年のトリノ・モーターショーにてその姿を現しました。搭載するエンジンはランチャ・フルビアに搭載されたV型4気筒1.6リッター 115馬力が選ばれています。

この車を見たランチャのラリーチーム監督であるチェザーレ・フィオリオが思いついたのが、これをベースにラリー専用車を作ることです。実際にはミッドシップレイアウト、後輪駆動という基本コンセプトだけが共通ですが、ウェッジシェイプのデザインなどにはゼロとの共通点も感じさせます。

 

ペリー・ワトキンス 車高:48cm

ペリー・ワトキンス

現在、ギネス登録で世界で最も車高が低い車とされているのがペリー・ワトキンスが1989年に販売した!この車です。名前は見た目通りの「フラットモービル」、搭載するエンジンはジェットタービンエンジンのようです。

 

ペリー・ワトキンス ローライフ 車高:60cm、インプレッスド 車高:65cm

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ペリー・ワトキンス

ペリー・ワトキンスは以前にも車高の低い車の記録をもっていました。「ローライフ」や「インプレッスド」と名付けられたそれらの車はフラットモービルよりも車高が高く、60cmと65cmだったそうです。

ヒルマン・インプをベースに作られたこれらの車はリアに直列4気筒のガソリンエンジンを搭載していました。エンジン高などから、ガソリンエンジンのままではこの程度の車高が限界だったのかもしれません。

ペリー・ワトキンスの作ったこれらの3台の車、全て重ねても車高は173cm程度と、レンジローバーの車高にも及びません。

 

記事参照元:Auto EXPRESS

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