いつかは”クラウン”?トヨタが世界に誇る名車「クラウン」の歴代モデル総まとめ

 
日本が世界に誇る名車として君臨するトヨタ「クラウン」。1955年から今日に至るまで形を変えつつも、たくさんの方に愛され続けています。そんな歴史ある「クラウン」は、現行モデルで14代目となり、2018年には15代目となる新型モデルが誕生します。そんな今回はトヨタの名車である「クラウン」の歴史を一緒に振り返ってみましょう。

Contents

トヨタの高級車「クラウン」の歴史を紐解く

日本メーカーが誇る名車は何か?と考えた際に候補としてクラウンを挙げる方も多いのではないでしょうか?それほどまでに知名度・人気ともに高いクラウンですが、一体どのような軌跡を歩み不動の地位を獲得したのか歴代モデルをまとめました。

トヨタ「クラウン」は1955年に誕生

トヨタ自動車が1955年1月から 製造・販売している高級乗用車として登場した「クラウン」。車名にも反映をされている王冠のエンブレムがトレードマークの同車ですが、他メーカーのライバル車としては、日産の「セドリック」(現在では「フーガ」)・ホンダの「レジェンド」など各社のそうそうたるモデルと競いあってきたトヨタの量販車種の中でも最上級モデルであり、日本の高級車像の象徴的なクルマとなります。
なお、そのブランドイメージは長きにわたって官公庁などの公用車、企業の社用車として利用をされていたことが上がられるのではないでしょうか。また、日本車は壊れない・安全というイメージを連想される代表的なモデルであり、実際に国内でもタクシー・ハイヤー・パトカーなど業務用車両などにも多く利用されています。

早速「クラウン」の歴代モデルを振り返ってみてみましょう。

画像出典:

【初代】トヨペット「クラウン」(1955年〜1962年1)

クラウン 歴史

画像出典:

太平洋戦争後に高級車の象徴となったアメリカ車を手本とし、トヨタが独自開発をしたモデルとして「クラウン」は登場をしました。特徴としては、後部座席ドアが観音開きで開く点です。エンジンでは水冷直列4気筒OHVのR型を採用し、排気量1,453CC/出力48psを発揮。コラムシフトの3速手動変速機により、最高時速は100kmとなります。

クチコミ情報

今日は観音開きの初代クラウンに逢いにコンベックス岡山での岡山トヨタの年末商談会に行って来ました‼️(^_^)v

— トラッドボーイ (@ng9NKl963xX6fpV)

【2代目】トヨペット「クラウン」(1962年〜1967年)

クラウン 歴史

画像出典:

1960年に登場したフォード「ファルコン(Ford Falcon (North America)」を手本として、この年代のアメリカ車の象徴的なスタイル「フラットデッキスタイル」を適用した同モデル。先代より長く幅広いボディが与えられ、「涙目」と呼ばれるテールランプと一体化したバックアップランプ、同社頭文字の「T」をモチーフとしたジュラルミン製のフロントグリルが特徴的です。エンジンでは先代から引き続き水冷直列4気筒OHVのR型を採用されたが、1965年11月に直列6気筒のM型エンジン搭載モデルを発売しています。排気量1,900cc/出力105ps(6気筒モデルは、126ps)となる。このモデルより「カスタム」とと呼ばれるステーションワゴンも発売されています。

クチコミ情報

タイのバンコクにいた古~いクラウン。2代目のRS40型の後期モデルかな?

— 鉄面党 (@tetsumentou)

【3代目】トヨペット「クラウン」(1967年〜1971年)

クラウン 歴史

画像出典:

「日本の美」をテーマを掲げたこのモデルは、先代よりも重心が低く全長が長くデザインをされ、ペリメーターフレームが初めて採用されたモデルとなります(全長4,665m×全幅1,690×全高1,445mm)。
ボディタイプとしては、先代のセダン・ステーションタイプに加え、本モデルより2ドアハードトップ・ライトバン仕様の販売も開始されました。また、その他この代のみピックアップトラックまでも用意されていました。「クラウン」にピックアップがあったことを知らない方も多いのではないでしょうか?グレードとしてもさまざまなものが設定され、「クラウンS」「スーパーデラックス」「デラックス」「オーナーデラックス」「スタンダード」「オーナースペシャル」「スタンダード」など顧客に合わせ付加価値を付け販売網を広げていきました。

クチコミ情報

二つ目か四つ目か忘れたけど、ガレージにカバーかけて放置してある3代目クラウン良い値段で売れないっすかね

— ぁぉぃの (@Type96aoino)

【4代目】トヨタ「クラウン」(1971年〜1974年)

クラウン 歴史

画像出典:

この代から正式名称が「トヨペット・クラウン」から「トヨタ・クラウン」に改称され、ボディタイプは4ドアセダン、ハードトップ、ステーションワゴンワゴン、ライトバンの4種に固定されました。外観の丸みを帯びたイメージより”クジラ”の愛称で親しまれていたが、当時では先進的なボディー先端を絞り込んだデザインなどによりエンジンルームへの通風が不足しオーバーヒートが頻発したなど多くの問題が生じたことで不評が相次ぎ、「クラウン史上最大の失敗作」とまで言われています。機能としても先進技術を搭載しており、電動リクライニングシートや世界ではじめてのアイドリングストップ機能を搭載するなど話題に欠けない1台です。

クチコミ情報

今日は という事で、「クジラクラウン」の愛称でおなじみの、4代目クラウンの派生車「トヨタ・クラウン カスタム MS62型(1972年)」の写真を置いておきます🐳

— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR)

【5代目】トヨタ「クラウン」(1974年〜1979年)

クラウン 歴史

画像出典:

先代のイメージを払拭すべく登場させたのが、この5代目「クラウン」。イメージ転換の為、「美しい日本のクラウン」というキャッチフレーズまで用意をし販売を行っておりました。この代より、新たなグレードとして最上級クラス「ロイヤルサルーン」が追加され、排気量2600cc・4輪ディスクブレーキ・パワーステアリング・世界初のオーバードライブ付き4速オートマチックなど現在のクルマの骨格となる機能が採用されました。

クチコミ情報

私もこのミニカーは二箱もってます。
実は25年前には、5代目クラウンの実車を所有していて、当時は「刑事ドラマで壊される、覆面パトカーみたいだろう。」
という自虐ネタが友人にウケました。

— 崎見吉生 (@ogu39628389)

【6代目】トヨタ「クラウン」(1979年〜1983年)

クラウン 歴史

画像出典:

電動スライド式のシェード付のガラスサンルーフ(当時は、ムーンルーフと呼ばれていた)や運転席パワーシート、クルーズコンピューター、電子チューナー搭載オーディオ、オートエアコン、パワーウィンドウなど、当時では先進的な装備が多く盛り込まれたモデルです。また、このモデル後期ではフロントグリルやテールランプのデザインが変更され、ハードトップ全車とセダン/ワゴンの中級グレード以上の車には、フォグランプが内蔵された異型2灯式が採用されました。その見た目の鋭さから”鬼クラ”の愛称で親しまれました。

クチコミ情報

そうね·····クラウン(6代目)やジャパンスカイラインのような直線的なスタイルの車が好きね

— ☆o。..*.宇治松千夜.*..。o☆ (@Chiya_Syugami)

【7代目】トヨタ「クラウン」(1987年〜1999年)

クラウン 歴史

画像出典:

「いつかはクラウン」のキャッチフレーズをご存知の方も多いかと思いますが、このモデルで使用されたキャッチフレーズです。クラウン史上最も有名なモデルの1台です。このモデルでは、4ドアハードトップ・4ドアセダン・ワゴン・バンとなり、上級グレードの3ナンバー車のエンジンでは(ロイヤルサルーンG、ロイヤルサルーン)5M-GEU型の2800ccから3000ccの6M-GEU型に変更されるなど性能向上が図られ、性能に特化したスポーティーグレードとして「アスリート」が特別仕様車として初めて登場しました。また、新たにターボモデルとして日本初のスーパーチャージャー搭載仕様車「2000ロイヤルサルーン・スーパーチャージャー」も登場しました。

クチコミ情報

ワインレッドの心が発売された1983年に発売されたのは7代目クラウン
当時のBGMを聴きながらこの頃の車に乗りたい

— マルダーVRX (@jagdpanzerwagen)

【8代目】トヨタ「クラウン」(1983年〜1987年)

クラウン 歴史

画像出典:

販売時期と当時のバブル景気と重なり、1990年には歴代・過去最高の23万9858台を記録した”メガヒットクラウン”です。そこの代より、エアサスペンションやトラクションコントロール・CD-ROM情報によるカーナビゲーション機能などが搭載され装備面も充実。後継モデルと平行し長きに渡り販売をされた「クラウン」を象徴するモデルです。

クチコミ情報

やっぱりクラウンは5代目~8代目が一番クラウンらしかったな。

— motoichi (@million7000)

【9代目】トヨタ「クラウン」(1991年〜1995年)

クラウン 歴史

画像出典:

この代より全車3ナンバーサイズとなり、4ドアハードトップは「ロイヤルシリーズ」・スポーティーグレードとして「ロイヤルツーリング」が登場しました。また、上級グレードとして”クラウンマジェスタ”が発売され、「クラウン」史上初軽量構造のモノコックボディが採用された。しかし、先代のイメージが強いこともあり販売数が伸び悩み、ライバル車種「Y32型セドリック/グロリア」に販売台数で苦戦を強いられました。

クチコミ情報

ココでキープコンセプトのセルシオ(初代と2代目)とクラウン(9代目と10代目)を見てみましょう

— 🌺kimron🍀 (@kimronm)

【10代目】トヨタ「クラウン」(1995年〜2001年)

クラウン 歴史

画像出典:

快適性から運動性能重視へと方針転換が行われ、エンジンにはトヨタが開発をした可変バルブVVT-iが初めて搭載。出力も向上され、高性能でかつ低燃費を実現しました。このVVT-i技術は後に世界標準技術となり、国内外の多くのメーカーで採用されました。また、4WDモデルもラインナップに追加したことでパワーも兼ね備えた「クラウン」の印象が強い1台と言えるでしょう。

クチコミ情報

クラウン10代目って20年前の車じゃなかったっけ、今も走るんやな

— otoshi.b (@0t58t)

【11代目】トヨタ「クラウン」(1999年〜2007年)

クラウン 歴史

画像出典:

1974年登場の5代目以来、25年間続いた4ドアハードトップから4ドアセダンへと変更。スポーティーグレードに「アスリート」の名称を8年ぶりに復活させ、14年ぶりにターボ搭載車も発表しました。また、ステーションワゴンが新たに開発され、名称も「クラウンエステート」として登場しました。その一方では、1977年以来続いたディーゼルエンジン搭載車は消滅・MT搭載モデルも民生/警察車両含めて消滅など消滅と復活が色濃い大きな変換期の代となります。

クチコミ情報

「アニメで見る車」
・Death note
・トヨタ クラウン(11代目)

— 広警104号車 (@GENSOKYO_POLICE)

【12代目】トヨタ「クラウン」(2003年〜2008年)

クラウン 歴史

画像出典:

21世紀後はじめての発売となることもあり広告キャッチコピーの「ZERO CROWN~かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる~」より「ゼロクラウン」の通称が多いこのモデル。エンジン、サスペンションといった主要コンポーネントが刷新され、プラットフォームは新開発のNプラットホームが採用されました。エンジンは長く使われた直列6気筒に代わり、より静音性能、環境性能を高めたV型6気筒のGRエンジンに切り替えられました。

クチコミ情報

初代日産フーガが登場したのは2004年10月ですが、当時の競合車種は「ゼロクラウン」こと12代目トヨタクラウンでした。こちらは普通のパトカーで「新・十津川警部第2弾」に劇用警察車両として登場しました。

— 西部警察と太陽にほえろ! (@twincam24twin)

【13代目】トヨタ「クラウン」(2008年〜2012年)

2010_Toyota_Crown-Royal_01

画像出典:

新たにハイブリッド車が設けられ燃費性能向上を果たしました。デザイン面でも先代モデルに比べ若干シャープなデザインへと変更。リヤのエンブレムの配置も、6代目から12代目までは右側に”CROWN”、左側に”グレード名”を施していましたが、本代では右側に”グレード名”、左側に”CROWN”という配置の変更を行いました。また、世界初の液晶モニターにメーターを表示する”ファイングラフィックメーター”が、ハイブリッド車に適用されたのも大きな話題となりました。

クチコミ情報

さっきの覆面パトカーは13代目クラウンですな。 ゼロクラウンの次のモデル。 そんなに路面も濡れてるような風ではなかったけど、なぜ制御を失ったのやら?

— kazzen (@kazzen)

【14代目】トヨタ「クラウン」(2012年〜)

クラウン 歴史

画像出典:

キャッチコピーは「CROWN Re BORN」、最近のCMでよく目にしますよね。このモデルは先代モデル同様にガソリン車・ハイブリッド車の2タイプとなり、アスリートモデル以外はエンジンを3.5Lから2.5Lにダウンサイジング。新世代直噴技術「D-4S」を搭載して直噴化・縦置きとした新開発の直列4気筒・2AR-FSE型へ変更を行いました。これにより、V6・3.0Lガソリン車に匹敵する動力性能を持つとともに、JC08モードにおける燃費性能が23.2km/L(従来は14.0km/L)へと大きく向上しています。新たな話題作りとして特別仕様車「ピンク・クラウン」を発売し、大きな反響を呼んだのも記憶に新たしいところです。

「ピンク・クラウン」

ピンク クラウン

画像出典:

クチコミ情報

14代目クラウンの覆面パトカーが事故現場におった

— Kotaro A. (@anchi__segamin)



15代目となる新型「クラウン」2018年に誕生へ

クラウン 新型 2018

2017年10月に開催した東京・モーターショーにて初披露した新型「クラウン」が、遂に2018年夏頃に販売します。新型モデルでは、プラットフォーム「TNGA」を再構築し、ボディサイズも14代目から拡大。フロントマスクのデザインも変更され、よりスタイリッシュな一台となりそうです。なお、販売時期は2018年の夏頃と噂されています。

新型「クラウン」参考動画

画像出典:

【番外編】

日本のタクシー業界を牽引してきた「クラウン・コンフォート」遂に生産終了

1995年から22年間の間、タクシー仕様車として使用されてきた「クラウン・コンフォート」が2017年5月をもって生産を終了しました。日本のタクシーを象徴する一台としておよそ22.2万台が納車されてきましたが、ワゴンタイプの次世代「JPNタクシー」の導入もあり、街中で「クラウン・コンフォート」を見かける機会が今後減るかもしれません。

クラウンコンフォート タクシー

画像出典:

歴代CROWNレストアプロジェクト動画

画像出典:

「クラウン」に関する記事まとめ

一緒によく読まれている記事

注目のまとめ記事

この記事に関して報告をする