天皇陛下の愛車もキャブ車!昭和の名車が導入したキャブレターの魅力とは?

 
天皇陛下の愛車がキャブレター車(キャブ車)という衝撃的な事実が発覚! 最近はハイブリッド化の波に押され、キャブ車はガソリン車の中でも絶滅危惧種となりかけています。そんな昭和の名車であり、天皇陛下の愛車であるキャブレターの構造や魅力をご紹介します。

キャブレターって?

今生産されてるガソリン車は、エンジンへ燃料を供給する装置はインジェクションですが、それ以前にエンジンへ燃料を供給、噴霧する装置はキャブレターと呼ばれる装置でした。インジェクションは燃料をスプレーのように機械的に噴霧し空気と混合する機械ですが、キャブレターは電気を一切使わず、物理法則だけで動作する装置です。

キャブレター車 

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どんな仕組み?

簡単に説明すると、霧吹きの原理です。キャブレターの主要部分でもあるベンチュリーという筒状の部分(画像の筒部分の下になります)と羽状の部品、そしてスロットルバルブによって流入する空気量がコントロールされ、ガソリンはフロート室(燃料チェンバーとも)と言われるところに一旦溜められます。その中の圧力は一定に保たれますが、一方ベンチュリーでは内部が絞られており、そこに空気が流れると圧力が低下。そして、ジェットという細いパイプに穴が空けられた金属部品からガソリンが噴出される、という仕組みです。

キャブレター・構造

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エンジンの回転を上げるには、ガソリンと空気の混合流入量をあげる必要があるため、アクセルペダルを踏み込みます。ペダルがスロットルを動かして空気量を調整し、キャブレターに備えられた加速ポンプをつかってガソリンをさらに追加で噴出させます。但し空気の流入量に対して、燃料の細かい噴出量の調整は、インジェクションのようには出来ません。そのためにキャブレターは、電子制御のインジェクションに取って代わられたのです。

しかし昔は、どんなに高性能なクルマでもエンジンの力を引き出すのはキャブレター次第でした。インジェクションのような電子部品を使っての細かい調整は難しくても、ジェットを交換して空気の混合具合を調整することに喜びを感じるキャブレター好きも当時は多くいました。

今では、電子自動制御のインジェクション時代へ

90年代の初頭まではキャブレターを採用していた車が多くありましたが、インジェクションはコンディション管理が容易に行えて、どのような環境でも一定のパフォーマンスを行えるよう自動で制御してくれるという理由から、今では電子制御が可能なインジェクションを燃料供給装置として採用する車がほとんどになりました。

キャブレターのメリット・デメリット

キャブレター車は、どこか人間らしい愛らしさを持った所が魅力だという方が少なくありません。

【メリット】

・性能調整も自在
・アクセルレスポンスが良い
・単純構造のため故障しづらい

【デメリット】

・天候や環境の変化に弱い

インジェクションのメリット・デメリット

【メリット】

・どんな状況下でも一定の調子を発揮できる
・メンテナンスがほとんど必要ない

【デメリット】

・電子制御のためショートなど突発的に故障が発生する可能性がある
・交換時のパーツは高額となる

キャブレターは吸気音も魅力の一つ

またキャブレターについては、独独な吸気音も魅力の一つとして有名です。吸気音の音質(湿った音や乾いた音)や音量などはエンジン仕様によって大きく異なり、さながらレーシングカーのような躍動感あるサウンドを奏でるものもあります。また中には、低回転時と高回転時では大きく音のキャラクターが異なるものなどもあるとのこと。キャブレターの吸気音については、一度拘り始めると終わりが見えない「ディープな世界の一つ」と言えるでしょう。

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キャブレターを装着していた往年の自動車たち

当然のクラシックカーでは、ほとんどの場合エンジンに装着された燃料供給装置はキャブレターです。また日本車も70年代頃までキャブレターが普通に使われていましたし、キャブレターでレースに出場していたこともあります。

日産・スカイライン

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写真は、日産の「スカイライン GT-R」です。いわゆる箱スカと呼ばれた名車ですが、搭載されたS20型エンジンに装着されていたのは「ミクニ・ソレックス」のキャブレターでした。

日産・エンジン

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自動車用のキャブレターとして有名なのは「ウェーバー」「ソレックス」「デロルト」などがあります。それぞれ欧州のキャブレターの老舗です。キャブレターは時代に逆行しているかもしれませんが、空気を吸い込んで燃料をエンジンで燃やすという実感や、自動車の持つ荒々しさ、力強さ等を思い出させてくれるパーツです。興味が沸いたら是非古いキャブレターを装着している車に触れてみてはいかがでしょうか?

その他、主なキャブレター車

日産「パオ」

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日産「サニートラック」

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トヨタ「ハイエース(2代目)」

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天皇陛下の愛車もキャブレター車!

実は、天皇陛下もキャブレター車をご愛用されているということをご存知でしたか?

愛車はホンダ「インテグラ」

ホンダ・インテグラ

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愛車はホンダの1991年製「インテグラ」で、2代目モデルにあたります。これは天皇陛下特別モデルなどではなく、5速マニュアル仕様のノーマルモデルのようです。また、ホイールにはスチールホイールを使用しており、主流のアルミホイールよりも静粛性が良いとされています。

愛車の「インテグラ」で高齢者実技講習を受けられる様子

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キャブレターに関するクチコミ情報

天皇陛下の愛車が「インテグラ」という衝撃的なニュースは、日本中を元気にしたことは間違いないでしょう。

今上天皇の御愛車はカッコインテグラのMTで、今でも大切に乗られています。よってインテグラは国民の象徴車で決定ですね。

— エンジン全開@ぼっちリーマン🇯🇵🇩🇪 (@27000rpm)

やっぱりキャブ車って難しいな!
だがそれが面白い!魅力的や!
インジェクションのJOGだといろいろセッティングできないから…

— あじにゃん (@kazu_sa39j)

ほんと友人達の仰る通りでキャブ車は生き物。一度その魅力にハマると絶対に抜け出せない(笑)
ただこればっかりは実際自分で運転して操らないと分からないから、
機会があれば運転or横乗りで体感すべき。

見て美しい乗って聞いて楽しいそして自然と笑顔になれる😎

>RT

— Shohei (@gta1300junior)

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